図書館戦争。

ある日、私は居間のソファでお昼寝をしていた。

そしたら、母さんの部屋から騒ぎ声が聞こえてくるではないか。
まぁ、いつものことだし、誰と誰が言い合ってるかってのはわかりきっているので流す。


ぼんやりとした思考に入ってくる両親の会話。
母さんはゲームをしていて、寂しくなった父さんがかまって欲しいといういつもの夫婦戦争。


母「ちょっと！いいかげんうるさいんだけど」
父「またゲームんばっかりして！」
母「いいでしょ！もう寝たら！？」
父「じゃあゲームやめれ！」


この世に生まれて２２年。
何度も聞いてきた二人のやりとり。

ヒートアップしていく二人の毎度の会話。
だが、今日の父さんは一味違った…。


母「ちょっと！邪魔しないでってば！今、敵と戦ってるの！！」

父「じゃあ、父さんと戦え！！」


私（アホかーーーーーーーー！！！！）(屮ﾟДﾟ)屮

眠気も吹っ飛んで噴き出したよ。
おまえと戦ってどーするのよ！？

２２年間一緒にいて心の中から突っ込んだ一瞬だった。


以上、余談でした（長）







やっと読破しました、「図書館戦争」ヽ(´▽｀)/


「メディア良法化」の成立により、政府は公序良俗に反するメディアを取り締まる検閲を断行。
その検閲に対抗すべく、図書館は本を防衛する「図書隊」を持っている。

表現の自由を奪う者と守る者、対立の図式は出来上がり抗争は激化の一途をたどる。


この本、超面白いですヽ(´▽｀)/
最初、あらすじ見てもピンとこなかったんだけど。

図書隊も良化隊も自衛隊みたいな軍隊だと思ってください。
で、本をめぐって二つの軍隊が戦争しているのです！


主人公は女の子だと、読んでから知った！
意外だと思ったのは、やっぱタイトルに「戦争」ってついてるからかな。


で、ヒロインの笠原郁は新米図書士なのです。
とっても熱血で口より先に手が出るタイプだけど、思いやりあって可愛い主人公です！

昔、助けてくれた図書隊員に憧れて入隊するんだけど、その隊員のことを「王子様」って読んでて、とっても乙女です、笑。

本を守るのに一生懸命なとこが好感持てますなぁ。
女の子とは思えない程たくましい、笑。


ヒーローは、郁の上官で堂上教官。
この鬼教官、チビなんだけど、めちゃくちゃカッコいいです！
しっかり者でめっさ頼りになるし、真面目で大人だし、何より口癖の「アホか貴様」の使いどころが面白い。

郁よりチビなのに、とっても存在がデカイ！
これは私的に新しいタイプのヒーローですな、笑。


しかし、本をめぐって武装した軍隊が戦うなんで、すごい世界観です！
作者の想像力すげー！と思ったのは、私の妄想力が足りないせい？


試しに図書館でかりた書物に、こんなにハマってしまったのは始めてかも！

欲しいけど、定価で買うにはちょっと高いのよねー。一冊１６００円！
古本屋で探してみようかと思います、笑。






で、漫画版を購入しました、笑。
既刊５冊を衝動買い！！

あ、でもちゃんと出来がいいのかアマゾンレビューを参考にしたよ、笑。
悩んだときは、レビューだっ！！


なんか予想以上に良作でしたわー！
原作に忠実だけどアレンジも加えてあって、小説読まなくてもこれ単品でいける、笑！

郁は可愛いし、堂上教官はかっけぇです、チビなのに！！


ホントは試しに２冊だけ買おうかと思ってたんだけど。
母さんに「全部買って」といわれたので、散財しますたっ！

小説は読まない母さんだけど、娘のハマている本の内容は気になってたらしい笑。