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セピアメモリー

~夢見る草子~

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続きですヽ(´▽`)/






少尉に別れを告げてから1年半。

強く生きると決めた紅緒。
友人からは「まだ若いし、いくらでも恋ができる」と言われても紅緒の心は動きません。

少尉だけで…あたしの恋はもうおしまい

お互い求めてるのに、すれ違いが切ないです。
恋のタイミングを逃しちゃったのね(-д-`*)


一方、数年ぶりに伊集院家へ戻った少尉ですが、家長として問題を抱えてしまいます。
行方不明だった頃に借りていた借金が膨らんで、屋敷を手放さなければいけない状態に…!
おまけに親戚が勝手に土地や森林を抜き取っていってしまったので万事休すです;

実は、伊集院の屋敷を狙ってるのは冬星のお母さん。
冬星は出版社の編集長やってますが、実家は銀行なのです。
跡を継ぐ気がないことが原因で、母親と確執があります。


そのことを知った紅緒は急いで伊集院家へ。
借金のことは自分のせいでもあるのだから…と返済の手伝いを申し出ますが少尉は断ります。

大問題を抱えた状態なのに、少尉と話してると和んでいる自分に気づく紅緒。

そこで、ラリサが庭で吐血しているとの知らせが…!
紅緒と少尉の邪魔になっていると感じているラリサは一人出て行こうとしたのでしょうね。
けど、重病患者なのでそんな体力はなく倒れてしまったと。

ラリサを抱き上げて運ぶ少尉。
もう少尉には会ってはいけないんだと一人悲しむ紅緒。

逃げるように伊集院家を離れた紅緒の前に冬星が現れ、紅緒は彼の胸に飛び込んで泣きます。

冬星さんは本当に良いツンデレだと思うわ、笑。
女性アレルギーなのに紅緒だけ平気ってのがねv


この一件で冬星はある決意を固めます。
実家に戻って銀行を継ぐのを条件に、母親に伊集院の屋敷を諦めるよう進言したのです。

少尉の帝国陸軍帰還シーンの次くらいに胸が熱くなりますね、笑。
紅緒に惚れてる男性陣は良い人ばかりなのに、本人は少尉一筋なとこが好感もてるわ~。


そのことを知った紅緒は冬星にプロポーズします。

編集長ひとりに辛い思いをさせません。あたしも連れて行ってください。

この人となら少尉を忘れられるかもしれない。
紅緒は苦しい恋にピリオドをつけることを決意したのです。

「俺は一度手をひいた…二度とひく気はない」

「あの人を不幸にしたら許さないと今度は僕が言う番ですね。」


冬星は少尉に紅緒とのことを報告しに行くのですが、これは最終通告というか…。
気持ちのやり場のない少尉が不憫ぎます;



結婚式当日。

今日は紅緒の結婚式だと聞かされた少尉が…!
気でも触れたかのようにおかしくなっていて、ラリサも困惑しています。

そして、そんな少尉の中に、ラリサは自分を見るのです。
夫を失った自分と、少尉は同じになるのだと。

「もし命をかけて愛し合ったなら、その愛を失った時、人は死ぬんです。」

まだ間に合うのなら、どうか行って欲しい。
ラリサの言葉を受け取った少尉は、心が揺らぎます。


教会では新郎新婦の誓いの言葉が終わり、指輪の交換が始まりました。
指輪を受け取ろうとしたその瞬間、会場がものすごい衝撃に震えます。


大正十二年、関東大震災


崩れていく建物。
伊集院家では、少尉を守るためにラリサが命を落としてしまいます。

「わたしのあげた命であなたの恋をとりもどして」

少尉の脳裏には紅緒が浮かび、彼はラリサとの約束を胸に彼女のもとへ走ります。



そして紅緒の方も幼馴染を助けるために、建物の崩壊に巻き込まれてしまいます。
崩壊の影響で、みんなとも離れ離れ。

瓦礫の中からよろよろと出てきた紅緒

「くく…主人公は死なず…」

緊迫しているのに、このときの台詞は笑える(´▽`)笑


燃え盛る炎の中、気を失った紅緒を見つけたのはやっぱり少尉!
愛の力ですね|´Д`*|

助け起こされた紅緒の一言。

「少尉とそっくりな天使。神様があたしの気持ちを察してくれたのね。天国ってサービスいいのね~」

はいからさんは、震災のときでもコメディです。
唯一のシリアスキャラが少尉だけっていう、笑。


死を意識して初めてお互いのしがらみを捨てることができた二人。
火災の中、生きるのも死ぬのも共にあろうと誓います。


そこで、最強のかませ犬・冬星が助けに登場します、笑。
冬星と友人たちの助けをかりて、ようやっと避難することができました。
絶体絶命のときには恋の好敵手とも一時的には打ち解けられるのですね。

無事に安全な場所に逃げおおせて、少尉と冬星が一発なぐりあって、

「幸せにしてやりな…」

ホレタハレタは引き際を誤らなければ最強にかっこいいのですね。
けど、冬星さんには悪いけど紅緒にはやっぱり少尉ですね、笑。

冬星さんは、震災がきっかけて母親との確執がなくなります。
絆が芽生えたというより、母の愛情に気づいたってところがいいなー。



そして、待ちにまった少尉と紅緒の結婚しきりなおし!!

冬星のときはウエディングドレスで洋装だったけど、少尉とは和装なのがいいね。
やっぱり、はいからさんは和装だわ~(´▽`)

しかし、紅緒さん。
新婚初日から二日酔いで寝込んでます、笑。
(紅緒はお酒大好きなのです。)

この作者さんも結婚するなら少尉と言ってたけど、理由が「好き放題やらせてくれるから」。

確かに…二日酔いの花嫁を普通に受け入れられるのは、候補の中では少尉しかいないよな!
じゃじゃ馬の紅緒を御せるは少尉しかいないなぁ~と実感する一コマでした、笑。


そして、この世の中がどう変わっていこうが、私たちは元気に生きていく…。

という感じで締められます。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.
以上はいからなレビューをお届けいたしました。


本編とは別に番外編も4本収録されてるんだけど、どの話もいいわ~。
紅緒と少尉のその後がちらっとでてくるんだけど、男の子が生まれてます|´Д`*|

顔が少尉で中身が紅緒という最強の生物です。

少尉は出世街道まっしぐらで大尉に昇進してるしねー。
幸せ家族計画ですわ。
私的に「紅緒」って呼び捨てにしてるのに夫婦を感じました、笑。


不憫キャラとなった冬星さんの話が一番好きかなー。
傷心旅行にいったパリで、一人の少年と出会うのです(´▽`)



しっかし軽くレビュるつもりが、思ったより長くなってしまったよ。
紅緒と少尉の大恋愛は感動できるところも泣けるとこもあるので、おすすめの少女漫画ですねー。

どんなときでも元気に立ちあがえる紅緒は本当かわいくて大好きなのですよー。
いつまでも鬱々としていなくて最後まで元気いっぱいなとこがいいわ。

少尉は説明せずとも優しいところがいいね。
放題やらせてくれそうなところとか特に←
ですます口調もツボっす!笑



ウィキでみたら、はいからさんの作者さん、まだ現役の漫画家だそうで!!

「あさきゆめみし」ってやつ読みたいわ(*゚∀゚*)!!
源氏物語を忠実に漫画化したやつなんですって。

うわぁぁぁぁぁぁぁー!読みたいYO!!

ってことで偶然図書館で見つけたので予約しときました。
学習教材になってるなんてすげーっすヽ(´▽`)/



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