セピアメモリー
~夢見る草子~

うた恋い。アニメ感想です。
定家(ていか)は毎週冒頭出演なのですね!
「こんにちは散歩中の藤原定家です。」って、笑。
原作とはちょっと違うシュールなノリがいいわ~。
定家の話は最後のトリにくるのかな?
主人公ですものね!
「貞明(さだあきら)と綏子(やすこ) 陽成院(ようぜいいん)」
うた恋い歌人ランキングで堂々1位の貞明の回です。
今やったらきっと違う歌人が一位になるかも?だけど、安定のツンデレ枠ですね(´▽`)!
貞明は生後3カ月で立太子。
9歳で即位して陽成天皇になってるみたいですー。
現代ではありえなさすぎな政治のおもちゃですね。
帝位についたあとは、その言動に問題があるとされて17歳で退位し陽成院となります。
その後、60年以上の隠遁生活を送ったらしいですよ。
長生きですねヽ(´▽`)/
ちなみに退位の決定打となった事柄は「乳母の宮中撲殺事件」です。
宮中での殺人事件なんて前代未聞だー的な感じで退位させられたらしいです。
表向きは病気による自発退位として。
なかなか人生ハードモードな貞明くんですが、
そんな彼のもとに現れたのが癒し系お姉さん・綏子さんです!
イノシシのように突進型の貞明くんは、綏子の受け皿のように広い心がカンに触ったようで…。
色々といじわるをしてしまいます!
蛇のモザイクは笑った!
あれはヒドイ!色々な意味で、笑。
しかし、暴君・貞明は業平になついていたのですねー。
定家は貞明は甘えん坊だったと言っていたけど、業平に甘えてましたね、笑。
従者モードの業平も素敵でした|´Д`*|
諏訪部さんの声のファンになりそうです。いや、もうなった!爆
作画の業平は若いですが、実際は結構なお年です。
50代くらいかと思われる。
おじいちゃんと孫ですね!笑
貞明は味方が少ない分、余計に業平になついていたのでしょうねぇ。
業平・お隠れの報を聞いて傷ついてたのが切ない…。私も切ない、笑。
で、貞明はすくすくと成長あそばして綏子と結婚します。
この結婚は、天皇側が貞明を抑えるためのもので、貞明の次に即位した天皇の皇女が綏子です。
つまり疎ましい存在である者の娘が后としてやってきたのです。
お互い納得のいかない政略結婚なのに、文句ひとつ言わない綏子の態度が気に入らない貞明。
子供の頃のいじわる癖が治ってない貞明は、またまた綏子にヒドイことを言ってしまいます。
「綏子…おまえ、恋人でもつくれよ。」
これは奥さんに言う台詞じゃないですね(-д-`*)
まさか浮気を勧められると思っていなかった綏子は傷ついた表情を浮かべます。
それで、初めて貞明に言い返すのですが…。
「君だって女らしく恋の一つでもしてみたいだろう」
「はい、あなたと」
「君は私が嫌いだろう」
「はい、好きではありません。ですが夫婦になったのですから観念して、あなたに恋をいたします」
まるで駄々っ子を言い聞かせている感じが微笑ましい会話です|´Д`*|
険悪な雰囲気になりそうな貞明の悪態も綏子にかかれば大きい子供を躾けてるシーンに早変わりー笑。
平安時代は通い婚が常なのですが。
通うたびにこんな会話を繰り広げて、徐々に貞明の固い心がほどけていったのでしょうねー。
「よくお聞きなさい貞明さま。私はあなたを裏切ったりいたしません。」
この台詞で貞明は落ちました。
なんて男らしい台詞なんだ…綏子、笑。
味方が増えて良かったね、貞明!
そして、貞明が綏子に贈った歌が百人一首に選ばれました。
「筑波嶺(つくばね)の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵(ふち)となりける」
(筑波山から流れてくるみなの川。川の水がたまって淵となってしまうかのように、私の恋心も積りに積もって淵のように深くなってしまった。)
筑波嶺は恋の聖地。
この場所で、男女が集って歌って踊って自由に恋愛をする風習があったそうな。
男が和歌で呼びかけ、女が上手く返歌できなかったら、女はその男と寝なくてはいけない。
好みの男性だったら、わざと返さなかったりね、笑。
そして、筑波山を水源地にするのがみなの川。
貞明は、この地に行ったわけではなく、どのような場所かを教養として知った上で、この歌に用いているのです。
業平が貞明に教えていた旅の話ですねー。
貞明の母・高子と業平は結ばれなかった…。
けど、この二人の出会いは貞明と綏子を結びつける力になった、ってのがロマンです、笑ヽ(≧Д≦)ノ
貞明の回でも結局は業平が好きなのかよっていうね、笑←
ツンデレ貞明。
彼は歌合にも参加していたそうなので歌才はあったとされているのですが。
現世に残っているのは、この一首だけ。
これが最大のデレの証拠ですねー。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.
原作にないシーンで、二人のキスシーンがあってにまにまできましたლ(^ʚ^ლ)
ネットでの評判も良いそうで、笑。
視聴率につながるといいなぁー。
さぁーて次回は、遍昭です。
うた恋い。好きすぎてつい感想が長くなってしまうので、時間かかるよ、笑!
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