セピアメモリー
~夢見る草子~

現在ハマっている少年漫画をご紹介しましょう(´▽`)
この漫画のアニメを見たら、のた打ち回るほど床ローリングしてしまってね。
翌日、気づいたら原作本を大人買いしている自分がいたよ、笑。
少年漫画っても、ファン層は女の子が多い上にラブコメなんだけどさ。
掲載雑誌が少年向けだから少年漫画なのですよ。
『妖狐×僕SS』と書いて『いぬぼくシークレットサービス』と読みます。
主人公は、銀髪の青年に抱っこされてる女の子の方ですー(´▽`)
銀髪の青年がこの女の子の相手役のヒーローですね。
300万部も売れてるみたいなので、本屋に通う人は一度は見たことある表紙だと思います。
この『いぬぼく』…。私、最初勘違いしてました。
主人公の女の子の風貌がいかにも男性が好きそうな感じなので…、そっち系の漫画かと、笑。
しかも、絵がキレイなので、作画を楽しむだけの雰囲気漫画だとも思ってました(失礼)
けど、300万部は嘘じゃなかった!!
ストーリーも最高だし、女の子は可愛いし男の子はかっこいい!!
奇人変人が多いけど、そういうのが平気なら全然楽しめる内容でしたわ。
前置きが長くなりましたが肝心のストーリーは、
半分妖怪の血が流れている人々が集まって暮らすマンション・ラブコメディーです(´▽`)
主人公の白鬼院凜々蝶(しらきいん りりちよ)がマンションに引っ越してくるとこから始まります。
そこで、シークレットサービス(ボディーガード)として仕えることになるのが御狐神双熾(みけつかみ そうし)です。
半妖同士の主従ラブコメですねー。
りりちよはツンシュンという新しいジャンルの女の子だねぇー。
相手の好意を素直に受け取れずに、つい悪態をついてしまい後で後悔してしまう…。
そんな自分をどうにか変えようと、実家から離れてマンションで一人暮らしするのです。
御狐神くんは、爽やかオーラを放っていて真面目で優しげな紳士です。
…と見せかけて、りりちよに対してだけおかしいというか…ド変態です。
天然に見せかけて、自分をよくわかっている人ですね。
ちなみに変化したらこうなります。
りりちよは鬼で御狐神くんは妖狐です(´▽`)
少年漫画だけど、バトルものじゃなくて、あくまでもラブコメに重点を置いてます。
けど、4巻あたりで鬱展開になり、雰囲気が変わって切ない感じになりますー。
ほのぼのしてるのに、ときどき致命傷を負わせるような毒を仕込ませる…続きが気になる漫画だわ…!!!!
新刊が発売しているんだけど、まだ売り場に並んでいなくて歯がゆい思いをしています(-д-`*)ウゥ-
こんなにも「おのれ北海道!」と震えるのは久しぶりですね…笑。
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続きですヽ(´▽`)/
少尉に別れを告げてから1年半。
強く生きると決めた紅緒。
友人からは「まだ若いし、いくらでも恋ができる」と言われても紅緒の心は動きません。
「少尉だけで…あたしの恋はもうおしまい」
お互い求めてるのに、すれ違いが切ないです。
恋のタイミングを逃しちゃったのね(-д-`*)
一方、数年ぶりに伊集院家へ戻った少尉ですが、家長として問題を抱えてしまいます。
行方不明だった頃に借りていた借金が膨らんで、屋敷を手放さなければいけない状態に…!
おまけに親戚が勝手に土地や森林を抜き取っていってしまったので万事休すです;
実は、伊集院の屋敷を狙ってるのは冬星のお母さん。
冬星は出版社の編集長やってますが、実家は銀行なのです。
跡を継ぐ気がないことが原因で、母親と確執があります。
そのことを知った紅緒は急いで伊集院家へ。
借金のことは自分のせいでもあるのだから…と返済の手伝いを申し出ますが少尉は断ります。
大問題を抱えた状態なのに、少尉と話してると和んでいる自分に気づく紅緒。
そこで、ラリサが庭で吐血しているとの知らせが…!
紅緒と少尉の邪魔になっていると感じているラリサは一人出て行こうとしたのでしょうね。
けど、重病患者なのでそんな体力はなく倒れてしまったと。
ラリサを抱き上げて運ぶ少尉。
もう少尉には会ってはいけないんだと一人悲しむ紅緒。
逃げるように伊集院家を離れた紅緒の前に冬星が現れ、紅緒は彼の胸に飛び込んで泣きます。
冬星さんは本当に良いツンデレだと思うわ、笑。
女性アレルギーなのに紅緒だけ平気ってのがねv
この一件で冬星はある決意を固めます。
実家に戻って銀行を継ぐのを条件に、母親に伊集院の屋敷を諦めるよう進言したのです。
少尉の帝国陸軍帰還シーンの次くらいに胸が熱くなりますね、笑。
紅緒に惚れてる男性陣は良い人ばかりなのに、本人は少尉一筋なとこが好感もてるわ~。
そのことを知った紅緒は冬星にプロポーズします。
「編集長ひとりに辛い思いをさせません。あたしも連れて行ってください。」
この人となら少尉を忘れられるかもしれない。
紅緒は苦しい恋にピリオドをつけることを決意したのです。
「俺は一度手をひいた…二度とひく気はない」
「あの人を不幸にしたら許さないと今度は僕が言う番ですね。」
冬星は少尉に紅緒とのことを報告しに行くのですが、これは最終通告というか…。
気持ちのやり場のない少尉が不憫ぎます;
結婚式当日。
今日は紅緒の結婚式だと聞かされた少尉が…!
気でも触れたかのようにおかしくなっていて、ラリサも困惑しています。
そして、そんな少尉の中に、ラリサは自分を見るのです。
夫を失った自分と、少尉は同じになるのだと。
「もし命をかけて愛し合ったなら、その愛を失った時、人は死ぬんです。」
まだ間に合うのなら、どうか行って欲しい。
ラリサの言葉を受け取った少尉は、心が揺らぎます。
教会では新郎新婦の誓いの言葉が終わり、指輪の交換が始まりました。
指輪を受け取ろうとしたその瞬間、会場がものすごい衝撃に震えます。
大正十二年、関東大震災
崩れていく建物。
伊集院家では、少尉を守るためにラリサが命を落としてしまいます。
「わたしのあげた命であなたの恋をとりもどして」
少尉の脳裏には紅緒が浮かび、彼はラリサとの約束を胸に彼女のもとへ走ります。
そして紅緒の方も幼馴染を助けるために、建物の崩壊に巻き込まれてしまいます。
崩壊の影響で、みんなとも離れ離れ。
瓦礫の中からよろよろと出てきた紅緒
「くく…主人公は死なず…」
緊迫しているのに、このときの台詞は笑える(´▽`)笑
燃え盛る炎の中、気を失った紅緒を見つけたのはやっぱり少尉!
愛の力ですね|´Д`*|
助け起こされた紅緒の一言。
「少尉とそっくりな天使。神様があたしの気持ちを察してくれたのね。天国ってサービスいいのね~」
はいからさんは、震災のときでもコメディです。
唯一のシリアスキャラが少尉だけっていう、笑。
死を意識して初めてお互いのしがらみを捨てることができた二人。
火災の中、生きるのも死ぬのも共にあろうと誓います。
そこで、最強のかませ犬・冬星が助けに登場します、笑。
冬星と友人たちの助けをかりて、ようやっと避難することができました。
絶体絶命のときには恋の好敵手とも一時的には打ち解けられるのですね。
無事に安全な場所に逃げおおせて、少尉と冬星が一発なぐりあって、
「幸せにしてやりな…」
ホレタハレタは引き際を誤らなければ最強にかっこいいのですね。
けど、冬星さんには悪いけど紅緒にはやっぱり少尉ですね、笑。
冬星さんは、震災がきっかけて母親との確執がなくなります。
絆が芽生えたというより、母の愛情に気づいたってところがいいなー。
そして、待ちにまった少尉と紅緒の結婚しきりなおし!!
冬星のときはウエディングドレスで洋装だったけど、少尉とは和装なのがいいね。
やっぱり、はいからさんは和装だわ~(´▽`)
しかし、紅緒さん。
新婚初日から二日酔いで寝込んでます、笑。
(紅緒はお酒大好きなのです。)
この作者さんも結婚するなら少尉と言ってたけど、理由が「好き放題やらせてくれるから」。
確かに…二日酔いの花嫁を普通に受け入れられるのは、候補の中では少尉しかいないよな!
じゃじゃ馬の紅緒を御せるは少尉しかいないなぁ~と実感する一コマでした、笑。
そして、この世の中がどう変わっていこうが、私たちは元気に生きていく…。
という感じで締められます。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.
以上はいからなレビューをお届けいたしました。
本編とは別に番外編も4本収録されてるんだけど、どの話もいいわ~。
紅緒と少尉のその後がちらっとでてくるんだけど、男の子が生まれてます|´Д`*|
顔が少尉で中身が紅緒という最強の生物です。
少尉は出世街道まっしぐらで大尉に昇進してるしねー。
幸せ家族計画ですわ。
私的に「紅緒」って呼び捨てにしてるのに夫婦を感じました、笑。
不憫キャラとなった冬星さんの話が一番好きかなー。
傷心旅行にいったパリで、一人の少年と出会うのです(´▽`)
しっかし軽くレビュるつもりが、思ったより長くなってしまったよ。
紅緒と少尉の大恋愛は感動できるところも泣けるとこもあるので、おすすめの少女漫画ですねー。
どんなときでも元気に立ちあがえる紅緒は本当かわいくて大好きなのですよー。
いつまでも鬱々としていなくて最後まで元気いっぱいなとこがいいわ。
少尉は説明せずとも優しいところがいいね。
好き放題やらせてくれそうなところとか特に←
ですます口調もツボっす!笑
ウィキでみたら、はいからさんの作者さん、まだ現役の漫画家だそうで!!
「あさきゆめみし」ってやつ読みたいわ(*゚∀゚*)!!
源氏物語を忠実に漫画化したやつなんですって。
うわぁぁぁぁぁぁぁー!読みたいYO!!
ってことで偶然図書館で見つけたので予約しときました。
学習教材になってるなんてすげーっすヽ(´▽`)/


昨日の続きです(´▽`)
ロシアからの亡国貴族サーシャ・ミハイロフ侯爵。
少尉そっくりの顔立ちに「まさか!」となる紅緒だけど、彼の隣には妻のラリサがいます。
紅緒はもう一度サーシャにあって確かめようとするけれど、ラリサから衝撃の真実を聞かされます。
少尉は日露ハーフで、母親はドイツ人。
その母が少尉の父と別れた後に、別の相手と結婚して生まれたのがサーシャ。
つまり、少尉とサーシャは異父兄弟だったのです!
それなら似ていてもおかしくないと落胆する紅緒。
ところが、サーシャは紅緒と会ったことがきっかけで奇妙な記憶の切れ端を徐々に思い出していく。
実はサーシャは、瀕死の状態から奇跡的によみがえった少尉だったのです!
シベリアの戦場では、部下を救うために大怪我を負っていたので、後遺症で一時的に記憶が散っていたのでしょう。
四方八方から刺されていたからなぁ;
本物のサーシャはロシア革命でラリサを守るために絶命しています。
偶然に、戦場で瀕死の少尉を見つけたラリサは彼を介抱しながら、サーシャの仕草とか癖を吹き込んで夫の身代わりにしようとしたのですね。
悲しいけれど歪んだ愛です(-д-`*)
冬星を始めとした周りの人たちにも、サーシャ=伊集院忍ということを感づかれ問い詰められる少尉。
けど、少尉の返事は「紅緒さんには黙っていてくれ」と。
理由は、ラリサが患っている末期の結核。
(当時、結核はまだまだ治らない病だったのです;)
身よりのない上に余命いくばくかの彼女を放っておけるほど少尉は自分勝手にはなれなかったのです。
ラリサの生きる希望が少尉となりつつあって、少尉も命の恩人を捨てることができない。
それに、記憶喪失だったとしても一時でも夫としてすごしたことも負い目になってます。
つまり、紅緒に合わせる顔がないのですね。
そして、紅緒は、作家から受け取った原稿に挟まっていたメモが原因で、反政府主義者の思想犯と間違えられ投獄されてしまいます。
しかし、我らが紅緒さんはこんなことで挫けるわけもなく牢名主(囚人の番長みたいなの)も御してしまいます。
しかし、投獄されるヒロインってすごい展開!
けど、彼女にとっては投獄すら何の問題にもならなくて、紅緒が泣いたり傷ついたりするのは少尉のことだけなんだよね|´Д`*|
この事件がきっかけで、紅緒の身を案じた少尉はサーシャではなく伊集院忍として面会にきます。
少尉本気モードです、笑。
紅緒がそうであるように、少尉の冷静さの仮面を剥がせるのも紅緒だけなのです|´Д`*|
少尉が軍服をまとって帝国陸軍に帰還するシーンは胸が熱くなりますねー(´▽`)
紅緒が受け取った原稿に挟まっていたメモの持ち主を探して少尉が動きます。
犯人を捜し出して解決ってところで、少尉まさかの負傷。
めちゃくちゃ体をはった本気モードです。
少尉のおかげで無事に釈放となった紅緒。
ようやっと一緒になれると思ったのもつかの間。
重病のラリサが少尉を心の支えにしていることに気づいてしまいます。
ラリサから少尉を取り上げてしまったら、彼女は死んでしまう。
そのことに目をつぶって一緒になったとしても、優しい少尉はラリサのことで一生苦しむことになる。
ラリサを不幸にして、自分だけ幸せになることはできそうにない。
そう悟ってしまった紅緒は、長年の想いを封じ込めて、少尉との決別を決意します。
3年間すごした伊集院家を離れて実家に帰った紅緒。
少尉に別れを告げてから1年半の月日が経過します。
紅緒が初登場時17歳だったので、この時点で21か22くらいかな。
なかなかすれ違って一緒になることができない二人。
続きは次回!(まだ続く、笑)


私の母さんも漫画好きなのだけど(´▽`)
母の持ってる漫画の中で私が好きなものを紹介しようと思う!
私的に死ぬまでに読んどいた方が良い一冊と言っておこう、笑。
『はいからさんが通る』
これタイトルは知っていても内容は知らないって人多いんじゃないかなー?
大正時代を背景に置いたラブコメ漫画です(´▽`)
この漫画大好き!
はいからさんの袴にブーツで頭にリボンな恰好が今見ても可愛いのですよ。
主人公・花村紅緒(はなむら べにお)は可愛いし、伊集院忍少尉(いじゅういん しのぶ)はカッコイイ!!
女の子はお転婆だけど芯が強くて逞しい!
男の子は美形で優しい!
実に私得な設定なんですね、笑。
当時は時代ものラブコメって珍しかったみたいだねー。
少尉の設定が日露ハーフってとこも珍しいと思う。(父が日本人で母がドイツ人)
ドラマとかでは配役が難しいってことで少尉は純日本人設定になってるけど。
突然、婚約者として伊集院少尉を紹介された紅緒。
縁談をぶちこわしてやるーっと色々やらかすんですけど、少尉は紅緒のやることなすこと全部受け入れてしまうんです。
でも、少尉にはワケがあって、両親亡きあと育ててくれた祖母の願いを叶えようとしているからなのです。
彼の祖母はご一新で当時の恋人と引き裂かれてしまっていて、少尉の祖母の恋人が紅緒の祖父ってことですね。
「ババコン(ばばあコンプレックス)の餌食になってたまるか!」と反発する紅緒だけど、次第に少尉に惹かれていってしまうのですー。
けど、紅緒が少尉の上官の恨みを買ってしまったことで少尉は戦場に行くことになってしまう…。
少尉に迷惑をかけてしまったと自分を責める紅緒に少尉がかけた言葉
「ぼくがえらんだあなただから、あなたのうけた運命をぼくもいっしょに生きていくんです。」
この台詞は現代っ子の私が読んでもキュンときますね、笑。
私が生まれる前の作品だというのに!!
で、シベリアの戦場で敵兵の奇襲にあった少尉が殉職したとの知らせが届きます。
紅緒は、少尉のお葬式に白い喪服を着ていくんだけど、これは生涯夫以外は愛さないという決意の証なんだよね。
ここのシーンはマジで泣けます。紅緒の強さに胸を打たれる!!
少尉亡き後、屋敷を守るため紅緒は出版社に就職して女だてらに働きます。
鬼編集長・青江冬星(あおえ とうせい)にしごかれながら記者として成長していくのです。
冬星さんはかませ犬にしとくには惜しいほど良い人!
けど、紅緒にはやっぱり少尉だな、笑。
この辺から和装から洋装になるんだけど、紅緒が来てる洋服ちょうど今流行ってるレトロスタイルで可愛いです。
大正時代って和と洋のバランスが良い時代なのかなー。
良いものは時代が変わっても受け継がれるのですね。
少尉殉職といえど、遺体はないので実質は行方不明。
彼は生きてると信じている紅緒は、少尉の噂をきいては取材がてらに中国・満州まで出向いたり本当に行動的!
一途で健気っていいですね(´▽`)
少尉殉職の知らせから既に3年。
そんな紅緒のもとに、ロシアから亡国してきた貴族の夫婦が現れます。
その夫の方が少尉に生き写しのようにそっくりで…とまたひと波乱起きるのです。
長くなりそうなので続きはまた次回!笑


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